2025/08/12 14:42
本製品をより美しく、長くご愛用いただくための施工手順を以下にまとめました。
安全で確実な施工のため、必ず最後までお読みの上で作業を行ってください。
施工前の準備
本製品は和紙タイプのリタックシートに貼り付け済みです。
ドライ施工推奨(水貼りは乾燥不良やズレのリスクがあるため非推奨)。
施工環境は15℃以上・無風、下地は洗車+脱脂を丁寧に行ってください。
用意すると良い道具:
マスキングテープ
メジャー(巻尺)
フェルト付きスキージー
水性ペン(目印用)
ハサミまたはカッター
ドライヤー(ヒートガン代用可)
柔らかい布
センター位置の簡単な出し方
車の左右同じ位置をマスキングテープでつなぎ、左右にマーカーで目印を付けます。
片側からテープを剥がし、反対側の目印に重なるように折り返します。
左右の目印がピッタリ重なったら中央に折り目を付けます。
初期位置に戻して、目印が合っていれば成功です。
もしマスキングテープが伸びてずれた場合は、伸びた分の半分を中央折り目からずらして調整してください。
長いデカールの貼り付け手順
位置合わせが決まったら、しっかりと固定します。
おすすめは全長の6割あたりを横断するようにマスキングテープで固定し、さらに3割あたりも左右に固定します。
まず後方(または前方)の3〜4割部分を作業します。
マスキングテープをヒンジにしてストライプをめくり、剥離紙をゆっくり剥がしてカット。
スキージーで中心から外側に向かって空気を押し出すように丁寧に貼り付けます。
反対側も同様に貼りますが、剥離紙は一度にすべて剥がさず、貼りながら少しずつ剥がしてください。
折り返すか安全な長さでカットするのがおすすめです(ケガやボディへの傷防止のため)。
施工後の仕上げ
施工後、全体を軽く均一に温め、端部を中心に再圧着します。
NDロードスターは曲面が少ないため必須ではありませんが、カットしたシートのエッジが立つことがあるため、気になる場合は軽く温めて指で押すと剥がれ防止になります。
特に気温の高い季節は問題が起きにくいですが、風の強い日は施工タイミングや場所を慎重に検討してください。
貼り付け位置の考え方
ボディのつなぎ目やボンネット端など、あまりギリギリに貼ると剥がれの原因になります。
本製品はボディ裏に巻き込まない簡単施工をコンセプトとしており、車全体を見たときのバランスを優先しています。
近くで見たときのわずかな隙間は、全体デザインの美観にはほとんど影響しません。
【注意事項】
施工やそれに伴う事故・破損はすべて自己責任にてお願いします。
本製品は基本ドライ施工を推奨していますが、水貼りを行う場合は自己責任でお願いします。
再塗装車や特殊コーティング車は、剥がす際に塗装が剥離する恐れがあります。
