2022/07/01 07:35
こんにちは、マジカペです。いつもお世話になっております。
今回 Design Decalsの価格見直しと共に一部をセット販売とさせて頂きました。カーラーオーダーに関してもオプションと致しました、、m(_ _ )m Design Decalsの需要はあまり多くありませんが、貼り方に多少のコツがありますので久しぶりに簡単にまとめます。
個人的に何度か貼りましたが、最も重要なことは「慌てない」です。どの箇所も貼る際にもボディーとシート裏に軽く霧吹きを行います(霧吹きが少なすぎると滑りません、多すぎると水抜きが手間です)そして、丁寧に位置合わせ(※1)を行います、ここではシートの一部が浮いていますが後ほど温めながら貼りこむので気にしません。
水分が残った状態でヘラで水抜きの為に強くこすると、シートがずれてしまいますので丁寧に優しく水抜きします。完全に水分をヘラで抜くのは困難かと思います。私はある程度水分がなくなるとドライヤーの温風で乾燥を促します。ドライヤーの熱で水分が蒸発しシートが柔らかくなるとでシートの浮き箇所もボディーに接着します。ちなみに外気温次第では、温風を当てなくても自然に乾燥しますのでコーヒーブレイクや他の箇所を進めても良いと思います。
R面の圧着作業は「指先」で作業しますので毛羽立ちの少ない、滑りのよい手袋が必要ですし火傷防止にも有効です。R面にシートを貼り込む方法ですが、ポストヒーティング(※2)をいう方法があります。簡単に説明するとシートが元の形状に戻ろうとする力(縮み剥がれる力)を熱をかける事で元の形状に戻ろうとする力(性質)を抑えます。
Design Decalsのほとんどは平坦な箇所に施工しますので、ポストヒーティングを気にする箇所は少ないです。最も貼り込みの難しい箇所は「Side mask」ですしっかりと加熱しないと後々剥がれてきます。「Lip」も一部は加熱しての貼り込みが必要ですが、さほど難しい形状ではないので練習には良いかもしれませんね。
最も施工の簡単な順番は「Shadow front」>「Shadow rear」>「Insomnia front」>「Lip」>「Insomnia rear」>「Side mask」と行ったところでしょうか、、LipとSide sill decalsは二人で施工したほうが良いかもしれません、長いので剥離シートを剥がす際に床に付けてしまわないように注意が必要です、位置合わせも二人だと効率的です。
話が前後しましたが、、、、ドライヤーで乾燥を促し概ね乾いたところで、必要に応じて熱を掛けながらヘラや指先でシートを圧着し浮きを整えます、その後私は丸一日放置(乾燥)してもう一度浮きがないか確認しながら再度圧着します、最後にグロスシートの保護フィルムを剥がして完成です。私はグロスシートには固形ワックスやスプレー式の簡易コーティングは構わず使っています。
参考になりましたでしょうか?施工のサポートは行っていませんが参考にあれば幸いです、機会があれば動画を撮影したいと考えています。最後までお読みいただきありがとうございます。毎度のお願いですが施工は自己責任でお願いいたします。
※1)グロスブラックなど一部のグロスシートには表面を保護する薄いフィルムが付いていますがそのまま施工してください、全ての作業が終了したら剥がしてください。
※2)ポストヒーティングはインターネットで検索していただくと詳しい解説があります、加熱による怪我や損傷にご注意ください。